導入事例

2020/11/30

「生徒が自分の見通しを見れるのはとても導入して良かった」
認定NPO法人カタリバ様 導入インタビュー

ご導入の背景

  • ・時間/地理的制限を超える支援をしたい

  • ・コロナの影響で授業オンライン化の必要があった

ご活用方法

  • ・外国ルーツの高校生への学習支援

  • ・学習者との幅広い悩み相談

  • ・アクティブラーニング

ご導入の効果

  • ・「生徒が自分の学習計画の見通しが見れる」

  • ・使いやすいデザインだから、生徒に飽きずに使ってもらえる

目次

1 お話いただく方の紹介
2 導入の背景と目的
3 導入に当たっての懸念点と導入の決め手
4 ご活用方法
5 サービスの良いところ
6 今後期待する事

ご紹介

どんな環境に生まれ育った10代も、未来を自らつくりだす意欲と創造性を育める社会を目指し、2001年から活動する教育NPOです。高校への出張授業プログラムから始まり、2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組んでいます。

お話いただく方の紹介

上尾

本日はよろしくお願いいたします。加賀さんから自己紹介をお願いいたします。

加賀様

認定NPO法人カタリバ、ディレクターの加賀です。よろしくお願いいたします。困窮世帯の支援事業、外国ルーツ事業の二つの事業の統括をしています。
カタリバに入職する以前は、都内で2年間教員をした後、オーストラリアに留学していました。ただ渡航する直前に東日本大震災が発生し、日本が悲惨な状況にある中で、自分自身はなにもすることができない無力感と後悔の念を抱え続けていたため、いずれは東北に行って支援活動をすると心に決めていたんです。そして帰国後に被害の大きかった岩手県を訪れたときにカタリバと出会いました。そこでボランティアではなく地に足をつけた現地の子どもたちとのかかわりをしたいと思いカタリバの職員となり、2012年から4年間、岩手県大槌町で活動し、2016年からは主に都内を中心とした子ども支援を行っています。

上尾

ありがとうございます。そしてもう一名ご紹介します。宮城さん、自己紹介をお願いいたします。

宮城様

外国ルーツ事業の現場責任者をしております、宮城と申します。私も加賀と同様、岩手県の大槌町の支援を行っておりました。
外国ルーツ事業を行った背景は、日本の子どもたちは、様々な体験から自分の未来を描けてなかったり、自分自身に自信がないということを感じている割合が他国に比べると多いという調査結果があります。日本はこんなにも夢を描くことがむずかしい国だったかと考えたときに、早い段階で子どもたちが自分に自信をもち、夢を描くきっかけを届けることをしたいと思い、現在の仕事を行っています。

上尾

ありがとうございます。子どもの夢に対して熱意があるのですね。そんな夢を外国ルーツの方が叶えられる支援となる、オンライン学習と就職支援就労支援を考える中で、なぜSaolaを導入していただいたのか、背景や目的を教えていただければと思います。

導入の背景と目的

宮城様

外国ルーツの子どもを支援する拠点を一か所に構えても、支援対象者の居住地は広範囲にあるため、継続して通ってもらうことは難しいという問題がありました。そのため、まずは学校内支援と、放課後学習を両立するには、場所や時間の制限をなくしたオンラインでの支援が必須でありました。
同時に、外国ルーツの子どもたちにかかわってくださる方々は全国各地に存在していて、時間的空間的な枠を超えた支え手となってもらうためには、オンラインを活用した支援が有効であると考えたことがSaola導入のきっかけです。
私たちの望むオンライン支援を実現できるかという観点でいくつかのプラットフォームを比較検討していたときに、偶然SNSでSaolaを拝見してお話をうかがいました。決め手は「違いがハンデではなく強みになり、希望や夢を叶えていくものになる」という同じビジョンを描いていたので、共に情熱をもっている方々だとお見受けして導入を決定しました。

導入に当たっての懸念点と導入の決め手

上尾

導入の際に何か懸念になっていたことってありましたか。

宮城様

そうですね。サービス停止や操作性などの懸念点も浮かびはしましたが、導入手続きを進めていくにつれてすぐに消えていったので、今は特にはないですね。あえて挙げるとすると、Saolaの社員さんの体力が未知数なところです。正直大丈夫かなとか、要望を強く言いすぎたら喧嘩になったらどうしようっていうのだけは少し心配でした。

加賀様

24時間対応で、Saolaさんの体とか大丈夫かなというのはありましたね。

上尾

まさにベンチャーですから。導入までのスピードとかはいかがでしたか?

宮城様

次がどうなっているのかが見えて、「あれってどうなっているんだっけ?」というのがなく、今すぐ次のアクションや欲しい機能を反映してくれるなという印象でした。

加賀様

本当だよね。そこはすごいと思った!スピードと同時に柔軟性、適応力が高くて、相談するとすぐに解決に向けたプロセスを踏んでくれるスピード感は魅力的でしたね。

上尾

ありがとうございます。アジャイル開発を進めていく中で、その部分は価値提供できるポイントなのかなと思います。

ご活用方法

上尾

活用方法についてお伺いできますか?

宮城様

三点あります。一つ目は、学習支援です。学習者が学習の目標を立て、それに対する計画を立て、レッスンを組んで利用しています。二つ目は、幅広い悩み相談で活用しています。相談の程度によっては、支援者と対面で話をするようにはしていますが、その手前の段階として、不安を聞いたり、「誰かと話したい」と思っている人とのコミュニケーションツールとして活用しています。三つ目はテスト段階ですが、外国ルーツの高校生向けに、イベント企画型のプログラムを外部講師と集まって行っています。これにより、生徒と講師の出会いの場をオンラインで提供しています。

サービスの良いところ

上尾

ありがとうございます。その中で1つ目について、深掘りさせて下さい。違いを生み出すというところで、学習支援と言っても人それぞれ違うことをしなければならないと思いますが、このサービスを使って、その部分で柔軟性を感じていただいたりしていますか?

宮城様

一番よかったと思っていることは、生徒が自分自身でこの先の学習計画を俯瞰的に捉えられるという点です。Saolaは生徒のレッスン受講履歴や個人で行った記録が残るので、「前回こうだったので、次回これに取り組もう」など、生徒自身が全体を俯瞰してが捉えることができるところが本当にいい。

それぞれの生徒がそれぞれのペースで学習計画を組む中で、以前は講師も生徒の状況を混同してしまうケースがありましたが、Saolaではバラバラの学習者情報を一括管理し、情報が明確になっているため、実施者としてもよかったと感じています。

上尾

講師の方も生徒の方も頭の整理になったっていうことですね。その意味では、Saolaを利用したことでどんな変化が見られましたか?

宮城様

生徒の状況が可視化されたり、生徒たちの頭の整理の面では期待通りで満足しています。 導入前に、「言葉がわからなくても感覚的に操作ができる」という強みのご説明がありましたが、まさにその通りでした。
子どもの傾向として、使いにくいものは敬遠するというのがありますよね。最初に「無理!」と感じてしまうと、次に手にするチャンスはほぼないことがほとんどですが、Saolaでは「こんな使い方もあるよ」と、生徒が私たちに教えてくれることもあります。 生徒たちの興味をひくサービスだと実感しています。

上尾

生徒からの気づきもあったんですね。

宮城様

まさにそうです。私の個人的な感想ですが、Saolaを使う生徒たちが自分自身に対する興味関心をさらに深めていけるといいなと思っています。 自分の将来や、興味があることにつなげていければと思っています。

今後期待する事

上尾

今後のお互いのビジョン達成に向けて期待することを教えてください。

加賀様

我々が取り組んでいる外国ルーツの子ども支援事業は前例がないものなので、トライアンドエラーがたびたび起こることが予想されます。 従来の日本語教育の現場で使っていた教材は、果たして本当に継続して利用すべきものなのか、など問いがあります。 デジタル教材を利用することだけが正解ではないとも感じているので、 お互いが常に「現場に必要ななものはなにか」を自問自答しながら探し続け、アップデートし続ける存在であり、関係性でありたいですね。

上尾

いろいろなところに導入していただく中で、まさに取捨選択、再確認を進め、その先に外国ルーツの方々が多様性を活かしながら、少しでも生活を豊かにしていければいいですね。

ありがとうございました。

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