導入事例

2020/11/30

学習状況を把握し、成果を「見える化」したい教師は、ぜひ使うべきサービス
認定NPO法人プラス・エデュケート様 導入インタビュー

ご導入の背景

  • ・コロナ禍でも支援を可能にしたかった

  • ・より多くの子どもたちに教育の機会を与えたかった

  • ・オンラインでの指導で不可欠な家庭学習の効果を視覚化したかった

ご活用方法

  • ・反転授業の導入

  • ・来日直後の10歳以上の子どもへの日本語初期指導を週2回、45分の授業を2コマ行うクラスが4クラス

ご導入の効果

  • ・家庭学習の有無を明確にできることで、生徒へのより細やかな指導が可能になった

  • ・生徒も教師も場所や時間の制限がなくなった

  • ・出欠席が一目で管理でき、欠席者へのフォローもしやすくなった

目次

1 お話しいただく方の紹介
2 導入の背景と目的
3 導入に当たっての懸念点と導入の決め手
4 ご活用方法
5 サービスへの評価・今後期待すること
6 Saolaをおすすめしたい団体

ご紹介

日本に居住する外国人および日本人の双方に対して、地域社会で求められる教育に関する事業を行い、諸問題の改善や解決を図ることで、多文化共生社会における青少年の人権擁護・健全育成及び社会教育の推進に寄与することを目的に、プラス・エデュケートは、日本語初級指導、放課後学習支援、研修事業等を行っています。

お話しいただく方の紹介

上野

本日はよろしくお願いいたします。はじめにプラス・エデュケート様の事業内容と森様のご紹介からお願いいたします。

森様

プラス・エデュケートが行っている事業は大きく3つです。1つめが日本語初期指導教室の運営です。自治体から委託を受け、義務教育年齢の子どもたちへ日本語初期指導を行っています。2つめは、放課後学習支援教室の運営で、学校から帰宅した後の時間に宿題や授業についていくための学習支援を行っています。3つめは、私たちの活動や子どもたちの状況、日本語の教え方等を伝える講演・研修事業です。その他、国際交流イベントの企画運営や教材作成を行っています。

次は、私のことですね。私は大学で日本語教育を学んでいましたが、日本語教師にはならず、教育産業に就職し、子どもたちを指導していました。その後退職し、大学を卒業してから15年ぐらい経ったころ、貧困な子どもたちのためにとモンゴルで日本語教師をしていた友人が、不運にもマンホールチルドレンの青年に殺されてしまい、彼女を偲ぶための同窓会が開かれました。その時、日本に外国につながりをもつ子どもたちがたくさんいて、支援を必要としていることを知り、「なにかできるんじゃないか」と思ったのがきっかけです。最初は学習支援から始めました。学力が低いのはあきらかでしたが、それ以前に日本語がちゃんと理解できていないことに気づき、日本語指導もするようになって、今年で11年目になりました。

上野

ありがとうございます。そうだったんですね。本日は小島様からもお話を伺いします。小島様からも簡単な自己紹介をお願いします。

小島様

私は大学卒業後、システムエンジニアになりました。その後約20年間企業人として勤めた頃、夫がアメリカに赴任することになりました。子どもを連れて一緒に行くか、日本に残って自分のキャリアを重ねるかで悩んだ末に、外国で得られる経験に勝るものはないだろうと思い、家族でアメリカに行きました。その時に言葉が分からない不安や不自由さをすごく感じました。特に学校生活や教育制度については分からないことばかりで、周りの人達がとても親切にサポートしてくれて、救われた気持ちになりました。帰国後はアメリカで受けた恩を、日本で困っている人たちへ送っていきたいと思い、ここで働き始めて、5年目です。

導入の背景と目的

上野

そのような思いがあったのですね。ありがとうございます。私も海外に住んでいたことがあるのでとても共感できます。それでは、みなさまが活動を続けていく中で、Saolaの導入を検討した背景や目的を教えてください。

森様

やはり新型コロナウィルス感染拡大の影響が非常に大きかったです。愛知県では3月2日に休校要請が出たため、私たちの教室も閉めることとなりました。その時点では通室授業しか行っていなかったからです。1か月くらいは致し方ないと思いましたが、これが2か月3か月と延長されていくうちに、その影響が心配になりました。私たちの指導している子どもたちは日本語力が不十分なので、学校側がプリントを配ってくれても、その日本語が理解できないことがあり、学習が途絶えてしまうおそれがありました。そこで、オンライン指導を検討せざるをえませんでした。
実は、私たちもいつかはオンライン指導を取り入れなければならないだろうと思っていました。以前から、活動の拠点である愛知県豊明市の子どもだけを指導しているのでは、不十分だろうと思っていたからです。オンライン指導をすることで、今まで50人の子どもしか教えられなかったのが500人になり、5000人になり、その子どもたちが私たちの教育を受けてハッピーになるのなら、新しい指導方法も取り入れてみようと思っていました。しかし、このコロナによって、その導入が3年くらい縮まりましたね。

導入に当たっての懸念点と導入の決め手

上野

オンラインになることで、より多くの子どもたちが教育を受けられますね。
ではオンライン教育、Saolaを導入する際に、何か懸念点・問題点はありましたか?
また、導入の決め手はなんでしたか?

森様

お恥ずかしいのですが、うちは「通信環境を整える」というところから始まりました。うちの事務所は古い団地の一室にあり、通信環境もよくありませんでした。そして、同時間帯で複数回線、障害なく使えるのかが心配でした。また、語学教育には双方向でのやり取りが絶対に必要で、タイムラグがどれくらいあるのか心配でした。これまで、会議ではオンラインを使ったことがありましたが、1対多数で口頭練習を行うのが可能なのか、一度に何人まで指導できるのかというのも心配でしたね。 でも使ってみたら大丈夫でした

小島様

子どもたちが操作に慣れるまでは少し難しかったですが、きちんと説明して、子どもたちが慣れてしまえ問題ありませんでした

森様

Saolaを使う決め手の1つになったのは、宿題機能と反転授業が出来る点ですね。基本的に通室の日本語授業は毎日行っていますが、オンライン授業は事情により、週2回の指導にせざるを得ませんでした。
そもそも、指導する子どもたちは来日直後の子が多く、その子たちを1日でも早く日常会話ができるレベルまであげることが望まれています。

一般的には1年から2年で日常会話くらいはできるようになると言われていますが、それでは遅いと思います。だって、そこから学習につなげるのに、また3年4年5年とかかるのですから。 そこで、プラス・エデュケートの通室授業では、 日常会話レベルの習得に向けて集中的に指導するため、日々のカリキュラムをきちんと決めて、学習を積み上げていきます。うちの自慢の教師たちが毎日指導するのですから、成果が出ることは証明済みです。しかし、オンライン指導は週に2回です。週に2回くらい語学を勉強したところで、定着はしません。残念ながらそのことは、私自身のこれまでの語学学習経験により、十分わかっています(苦笑)。ですから、オンラインで最大限の教育成果を上げるには、授業がない日を有効活用しなければならないと思いました。Saolaならそれが可能になるため、導入することに決めました。

ご活用方法

上野

そうだったんですね。ありがとうございます。具体的にはどのように活用されていますか?

小島様

教師側は、生徒がいつログインして、どれくらい宿題をやったかなどの、レポート機能をよく見ています。

森様

今は週2回、45分の授業を2コマ行うクラスが4クラスで、受講者は10歳以上という条件をつけました。オンラインでの指導は初めてだったことと、90分間、画面越しの授業に集中できるかが心配だったからです。今回導入してみて、10歳以上であれば、十分可能だとわかりました。今のところ、子どもたちはちゃんと宿題をやってくれていますし、反転授業も予定通り進めることができています

サービスへの評価・今後期待すること

上野

使ってみてSaolaへの評価はどうですか?また期待することはどんなことがありますか?

小島様

評価は非常にいいですよ。笑

森様

今回は80コマのカリキュラムを組んでいるのですが、終わった時、子どもたちにどのような成果があるかが楽しみですね。そして、私たちはオンライン指導がどういう力を伸ばすのに適切で、どのような部分には不適切なのかがわかるといいですね。いずれにせよ子どもも教師も場所や移動時間の制限がなくなったことは大きく、プラス・エデュケートにとっても大きな一歩となったと思います。

小島様

期待することは、教育成果を出すための機能がさらに加わることですね。対面指導と同じくらいの教育成果を出すためには、あと何があったらいいのかということを、私たちと共に、システムとしても頑張っていただけるとありがたいです。はじめてSaolaさんとお話した時に、「システムの改良はこれからどんどんしていきます。『共創』しましょう!」とおっしゃった言葉が印象的でした。

上野

これからどんどん新しい機能を追加して改良していく予定なのでご期待ください!

Saolaをおすすめしたい団体

上野

今後Saolaをどのような団体にお勧めしますか?

森様

生徒に学習の成果を出してあげたいと考える教師や団体はこれを使うべきです。そう考えるなら、生徒の学習状況を把握したくなるだろうし、反転授業を取り入れていれば、絶対に進捗が知りたいはずです。それが確認できれば、授業は計画通り進み、家庭学習をせずに、落ちこぼれている生徒に対しても指導することができます。ですから学習成果を上げることに真剣に取り組みたいと思っている教師や団体は採用したほうがいいと思います

上野

そういっていただけて本当に嬉しいです!
今後より多くの子どもたちが教育の機会を得て、日本語を習得し、将来の選択肢を広げられるように、私たちのサービスもどんどん改良していきたいと思います。

ありがとうございました。

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